大学ランクNo.1でPGAツアー参戦 トルビョンセンの4Wと10フィンガーグリップ
トップアマチュアとしてスタンフォード大で鳴らしたマイケル・トルビョンセンは、PGAツアー(米ツアー)の大学ランキングをナンバーワンで終えたことで、PGAツアー2025年シーズンのシード権を獲得した。今週の「トラベラーズ選手権」でスポンサー推薦により、プロデビューを果たした。今回が初めての「トラベラーズ」ではない。2022年に4位になっており、アマチュアのPGAツアートップ5入りは当時で2017年以来の快挙だった。 【画像】デシャンボーのロフト角5度の1W
今回のイクイップメントレポートでは、プロデビューしたトルビョンセンのセットアップを深掘りする。 通常、彼はフェアウェイウッドを一切使用せず、ドライバーの下に何本かのドライビングアイアンを入れている。しかし今週はいつものテーラーメイド「P790」の2番アイアンを抜いて、代わりにロフト角16.5度で藤倉コンポジット「ベンタス TRブルー」8Xシャフトを装着した新しいテーラーメイド「Qi10ツアー」の4番ウッドを入れることを検討していた。
バッグの中で最も独特なのは、「アベンジャーズ」でお馴染みのマイティ・ソーのハンマーにインスパイアされたウェッジの刻印を除けばグリップ…正確には、グリップの握り方だ。一般的なインターロックやオーバーラップではなく、10フィンガーグリップを通してきた。 今週PGATOUR.COMに投稿された動画で、トルビョンセンは現在使用するテーラーメイドのセットアップの紹介とともに、10フィンガーグリップである理由を説明している。 「キャリアの中で、グリップを変えたことは一度もありません。確か5歳か6歳の頃だったと思いますが、完全にベースボール(10フィンガー)グリップでクラブに親指は当てていませんでした。クラブに親指を当てるのは確かに助けになると思うけど、人生でずっとこのやり方でした。変える必要はなかったし、その必要性を感じたこともありません。最高にハマっています。今後もこのやり方で行きます」