スポルティング、アモリム監督に対するマン・Uからの関心を認める「解除金を支払う用意があると表明してきた」
スポルティングが、ルベン・アモリム監督に対するマンチェスター・ユナイテッドからの関心を認めた。『BBC』が伝えた。 【順位表:プレミアリーグ】 2022年夏にエリック・テン・ハーグ監督を招聘したマンチェスター・Uは、カラバオカップとFAカップを制すことに繋がったものの、プレミアリーグでは低迷が続くことに。昨季はクラブ史上ワーストとなる8位で終わり、今シーズンも第9節を終えて14位に沈むなど厳しい状況が続いている。 そんな中、28日にマンチェスター・Uはテン・ハーグ監督の解任を発表。当面はアシスタントコーチを務めていたルート・ファン・ニステルローイ氏が暫定的にチームを率いることが発表された。 これにより注目されているのが後任候補探しだ。マンチェスター・Uはアモリム監督の起用に関心を示していると報じられていたなか、スポルティングはポルトガルの金融規制局CMVMを通して声明を発表。「マンチェスター・Uがアモリム監督の獲得に関心を示し、1000万ユーロ(約17億円)の解除金を支払う用意があると表明してきた」とし、相手チームからの関心を認めた。 ヨーロッパサッカー専門家のギレム・バラゲ氏は「アムリム監督がファンを魅了する監督である」と主張。「自身の手法にまだ知識の層を重ねている途中だと認めるだろうが、それでも彼は、観客を魅了することなしにサッカーは意味をなさないと信じている。元指導者のジョルジェ・ジェズスからの教訓に加え、ジョゼ・モウリーニョなど、リーダーとして特別な資質を示す人々を注意深く観察してきた。しかし、彼は派手で攻撃的なサッカー、多くの得点、支配力とコントロールを重視する監督だ」とし、キャリア最大の挑戦に向けて準備を整える必要と述べている。