【ONE】平本蓮と熱闘、中国人初のK-1王者・ウェイ・ルイがONE参戦「中国では成功して知名度も得た。次の舞台に相応しい」
元K-1 WORLD GPライト級王者のウェイ・ルイのONE Championship参戦が発表された。 【写真】試合後、うな垂れる平本の前でカンフーポーズのウェイ・ルイ 散打出身のウェイ・ルイは、2017年2月の「K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決定トーナメント」でK-1初参戦。1回戦で佐々木大蔵を2R KOに下すと、準決勝でクリスチャン・スペトゥクに判定勝ち。決勝で平本蓮の左ローに苦しみながらも手数を返してスプリット判定勝ち。中国人初のK-1チャンピオンに輝いている。 その後もタイトルマッチでゴンナパー・ウィラサクレックに判定勝ちするなど、怒涛の33連勝を飾るが、2018年3月の卜部功也戦で700gの体重超過。変則王座戦の末に、卜部の左ストレートを浴びて2R KO負け。キャリア初のKO負け、約3年7カ月ぶりの黒星を喫していた。 K-1を離れてからは、Glory of Heroes、武林風にカムバックし、2023年4月の前戦『武林風 536』では東本央貴に判定勝ち、20連勝をマークしている。 ONEとの契約を結んだ、河南省出身の34歳は、主催者を通じて「これまで国内外でたくさんの大会に出場してきた。中国では成功して知名度も得たものの、最高の舞台で最高のファイターと戦う機会を求めている。ONEチャンピオンシップは、最高の格闘技団体であり、自分にふさわしい舞台だ」とコメント。 ウェイのデビュー戦の日程はまだ決まっていないものの、ONEでは、現在2競技王者のジョナサン・ハガティー(英国)が頂点に君臨するバンタム級キックボクシングで試合を組みたい意向だ。ONE公式は「数カ月以内にはONEの舞台で戦う姿を見ることができるだろう。としている。