【フェアリーS】荒れる3歳牝馬の限定重賞で発見!信頼度バツグン「好走馬の法則」とは
フェアリーステークス(G3、中山芝1600m)は、毎年のように荒れる3歳牝馬の限定重賞。2023年は1~3番人気馬が総崩れ。「11→7→6人気」の順で決まる大波乱決着となりました。 メンバーの大半がキャリア1~3戦で予想の根拠となる材料が少なく、数ある重賞の中でもトップクラスに難解な一戦です。 でも、ご安心ください。こんなレースだからこそ、好配当馬券をGETするチャンスです! 近年のフェアリーSで活躍が目立つのが「キャリア2戦の前走芝1400~1800m戦1着馬」。過去5年で[2-2-0-7]複勝率36.4%をマークしていて、この中には「新馬→1勝クラス」を連勝した馬だけでなく、未勝利戦を勝ち上がった馬も多数含まれているのは要注目でしょう。 ●23年 2着 メイクアスナッチ(7人気) →前走東京芝1400m1勝クラス1着 ●22年 4着 フィールシンパシー(10人気) →前走中山芝1600m未勝利戦1着 ●21年 1着 ファインルージュ(3人気) →前走東京芝1400m未勝利戦1着 2着 ホウオウイクセル(8人気) →前走福島芝1800m未勝利戦1着 ●19年 1着 フィリアプーラ(3人気) →前走中山芝1600m未勝利戦1着 惜しくも馬券に絡めなかったものの10番人気で見せ場を作った22年4着フィールシンパシーのように、新馬1戦1勝馬よりキャリアを重ねて底を見せていない馬が狙い目となります。 そして今年、上記で紹介した「キャリア2戦の前走芝1400~1800m戦1着馬」に該当するのは、下記の3頭です。 イフェイオン →前走京都芝1600m未勝利戦1着 ニシノティアモ →前走東京芝1600m未勝利戦1着 メイショウヨゾラ →前走中山芝1800m未勝利戦1着 この中で要注目はイフェイオンでしょう。新馬戦でメンバー最速の上がりをマークして3着。前残りの展開であと少し届きませんでしたが、潜在能力の高さを示しました。 次走の未勝利戦は好位やや後ろからあっさりと差し切り勝ち。能力の高そうな馬だけに、重賞でも勝ち負けが期待できます!
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