北部6地区の魅力満喫 うべKITAまつり、伝統文化や食を体験【宇部】
宇部市の北部6地区の魅力を発信する「うべKITAまつり」が30日、万倉ふれあいセンターと楠こもれびの郷で開かれた。市内外から多くの人が訪れ、ステージイベントやワークショップ、体験教室を通じて北部の伝統文化などを堪能した。同まつり実行委員会(碇祐一委員長)主催。 昨年から始まり、今年は市と楠町の合併20周年記念を兼ねて、食や伝統文化を中心に北部ならではの魅力を取りそろえた。 ステージは2部構成で行われ、同センターを会場とした午前のステージは、万倉小マーチングバンドの演奏で開幕。篠﨑圭二市長は「魅力を再確認するとともに、新たに知ってもらうイベントになれば」とあいさつ。北部地域への思いをまとめた合併20周年記念動画の放映に続いて、万倉地区に伝わる岩戸神楽舞、厚東川中夢太鼓、UBE箏キッズが出演し、会場を盛り上げた。午後からのこもれびの郷のステージでは、地元バンドのライブ、北部6地区ご当地自慢大会、餅まきがあった。午前、午後ともにお笑いコンビのぺこぱのライブが行われた。 同センターでは、小野和紙を使ったアクセサリー作りや竹工作といった11種類のワークショップ、消防車やパトカーの展示、レノファ山口レディースとレガーロ山口のサッカー体験教室などが行われた。 こもれびの郷には、キッチンカーや16の飲食ブースが並んだ。厚東川中の生徒による野菜販売もあった。