コンサートを前に思いを語る「湘南乃風」HAN―KUN

　レゲエグループ「湘南乃風」のＨＡＮ―ＫＵＮが２日、都内でＴＨＥ　ＲＥＧＧＡＥ　ＯＲＣＨＥＳＴＲＡ　ＨＡＮ―ＫＵＮ　１５ｔｈ　Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ　Ｓｐｅｃｉａｌ　Ｌｉｖｅ」（９日、東京オペラシティ　コンサートホール）の発表会に出席した。 　１作目のアルバム発売日の９日に合わせ、ＨＡＮ―ＫＵＮのソロデビュー１５周年を祝うコンサート。「グループで２１周年、ソロとして１５周年。自分が音楽をはじめるきっかけになったのがジャマイカのレゲエ。今回オーケストラの皆さんの胸を借りて頑張りたい」と意気込んだ。バレエ団への楽曲提供も行うグランドフィルハーモニック東京との特別コラボも実現し「日本でレゲエをやっている仲間にとってもいい足跡になるのでは。（レゲエとオーケストラの）化学反応が楽しみ」と笑顔だった。 　そのほかにも「湘南乃風」メンバー、シンガー・ソングライターのＴＥＥ、ＭＯＮＧＯＬ８００のキヨサクもゲスト出演が決定。思いを聞かれると「特にないです」と笑った。 　今後は「（レゲエを）Ｊｐｏｐとかとコラボしてフュージョンした新しいジャンルとして発信したい」とＨＡＮ―ＫＵＮ。２０００年代に起こった”ジャパレゲ旋風”を新たな形でもう一度起こしたい考えだ。 　この日はリハーサルの一部を公開し「ＦＩＲＥ　ＢＵＲＮＩＮＧ」を歌い上げた。出来に「（今の）いけてる！マネージャーさん、（動画を）送ってください」と納得の様子。オーケストラにも興味津々な様子で、チューニング中は「すごいっ」と心の声を漏らした。最後に来場者に向け「今回はオーケストラの大きな懐を借りて自由に踊りたい。一緒に会場で心躍らせましょう」と呼びかけた。