韓国航空機事故、死亡者が62人に 機体大破でさらに増える可能性 日本人搭乗なし
【ソウル=桜井紀雄】韓国南西部、務安(ムアン)国際空港で29日午前に起きた旅客機事故で、韓国メディアは、消防当局の情報として、死者が62人になったと伝えた。2人が消防当局に救助されたとしている。消防当局が救助活動を続けているものの、機体が大破しており、さらに死傷者が増える可能性が高い。 【現場写真】黒煙を高くあげて炎上する航空機 救助された2人のうち、1人は乗務員だという。 事故を起こしたタイ・バンコク発のチェジュ航空機には、乗員乗客181人が搭乗。乗客175人のうち、韓国人が173人で、タイ人が2人だったという。日本人の搭乗者は確認されていない。 航空当局などが事故原因を調べている。