スビトリーナが準々決勝でブーズコバに快勝「素晴らしいパフォーマンスができた」 [ASBクラシック/テニス]
スビトリーナが準々決勝でブーズコバに快勝「素晴らしいパフォーマンスができた」 [ASBクラシック/テニス]
2024年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ASBクラシック」(WTA250/ニュージーランド・オークランド/1月1~7日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第5シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-0 6-3で下してベスト4に進出した。 ~ASBクラシックで4強入りを決めた第2シードのスビトリーナ選手~ 前日にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2021年USオープン女王のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)と3時間近いフルセットマッチを戦っていたスビトリーナはその疲れを感じさせず、シャープなプレーで相手にほとんど付け入る隙を与えなかった。1ゲームも落とさず第1セットを先取したスビトリーナは第2セットで1-3とリードを許したが、そこから最後の5ゲームを連取して1時間5分で快勝した。 「今日は素晴らしいパフォーマンスができた。マリーはいいプレーをするしファイターでもあるから、最高のテニスをする必要があることはわかっていた。第2セットは彼女が巻き返して少し競り合いになったけど、いいプレーができてよかったわ」とスビトリーナは試合後のオンコートインタビューで語った。 「本当にうまくボールを打ち抜くことができた。シャープなプレーで試合を短くしたかったから、自分のレベルには満足している。2セットで終えることができてエネルギーを使い過ぎずに済んだしね」 スビトリーナは次のラウンドで、ディアン・パリー(フランス)を6-7(3) 6-3 6-4で破って勝ち上がったワン・シユ(中国)と対戦する。 もうひとつの準決勝は、ココ・ガウフ(アメリカ)とエマ・ナバロ(アメリカ)のアメリカ勢対決となった。ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのガウフが第8シードのバルバラ・グラチェワ(フランス)に6-1 6-1で快勝し、第4シードのナバロは第7シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-4 6-3で退けた。
テニスマガジン編集部