【米軍御用達のミリタリーウオッチ“ベンラス”】本日12月8日(金)に復刻モデル発売
ミリタリーウオッチブランド、BENRUS(ベンラス)が、新商品“DTU-2A/Pフィールドウォッチ”4モデルを12月8日(金曜日)に発売する。 【1960年代の原点デザインと復刻モデルのバリエーションを見る】 BENRUS(ベンラス)は、1921年にBenjamin Lazrus (ベンジャミン ラズラス)と2人の兄弟によってニューヨークで設立された時計メーカーだ。ベンラスの名前が世に知れ渡ったのは、軍用時計を生産する1メーカーとして政府の御用達となったベトナム戦争の時で、第二次大戦後の急激な景気回復・需要の拡大の波にも乗り、スイスメーカーとの太いパイプのおかげで、その需要を一気に飲み込んで急成長を遂げている。その勢いは一時、アメリカの3大メーカーの1つ数えられるほどであった。 1960年代初頭はベトナム戦争時に米軍に支給された軍用仕様の時計を製造。ベンラス社は米軍からコンバットウオッチのMIL-3818B契約を締結した最初の請負業者となった実績をもつ。
DTU-2A/P
今回発売されたのは、U.S ARMYに供給されたマニア垂涎の名品“DTU-2A/P”モデルを当時の資料(MIL-3818B)に基づき製作した復刻コレクションだ。ケースのサイズや削りこみ、シャープなライン、文字盤のフォント、プラスティック風防など細かいところまで忠実に再現されている。
オリジナルは機械式であったが、復刻モデルはスイス、ロンダ社製のクォーツムーヴメントを採用したことで、軽量で、気軽に身に付けることができる。ミリタリーアイテムが好きな方にはもちろん、普段のコーディネートにも取り入れやすいファッションアイテムに仕上がっているので、様々な方に愛用頂ける腕時計となっているのだ。余談だが、当時市販されていたBENRUS 3061は軍用モデルとは異なり、赤い矢印の先端が付いた秒針、ポリッシュ仕上げのケース、裏ブタには軍用刻印コードではなくベンラスのロゴが施されていたのが特徴。アメリカの象徴的なアクションスリラー「ブリット」で、スティーブマックィーンが着用していたことも知られている(しかも自身のBENRUS)。 【問い合わせ先】 マーサインターナショナル TEL.03-5541-0170
文◎Watch LIFE NEWS編集部