札幌で食育イベントの試食会 小学生のアイデア商品、販売も
小学生が考案した「くま兄弟のかぼちゃマドレーヌ」の試食会が12月1日、清田区民センター(札幌市清田区清田1条2)で開催された。主催は食育教室「大きなかぶ」。(札幌経済新聞) 【写真】ノートに書かれたメッセージ 同商品は9月23日、「BiVi新さっぽろ」(厚別区厚別中央1条6)BiVi PARKで開催された「第1回小学生食育コンテスト」で準グランプリを受賞したチーム名「パンプキン・ベアーズ」が考案。同チームは緑丘小(中央区)4年生の牧内葉平さんと2年生の牧内森平さん兄弟から成る。 同コンテストは道産食材を使ったオリジナルマドレーヌのレシピ考案と調理実技、販売を意識したラッピング、プレゼンテーションまでを審査。当日は書類選考を通過した小学生6チームが出場し、一般観覧者も受け入れ審査に参加した。 同商品は12月14日、UMEYAさっぽろ東急店(中央区北4西2)で販売。商品ポスターも同チームが原案をデザインした。当日はデザイナーが仕上げた商品ポスターを掲出する。試食会で用意したノートに書いてもらった試食関係者の感想と応援メッセージは自由に読んでもらえるようにする。追加の応援メッセージも受け付ける。 「100のメッセージが集まったら兄弟へ進呈する」と同教室代表の阿部由利恵さん。兄弟の保護者は「発売したら東北に住む親戚みんなにプレゼントしたい。100個買う」とうれしさを隠せない様子だった。 価格は195円、800個限定(予定)。
みんなの経済新聞ネットワーク