岡山県警が特殊詐欺の被害を防ごうと、高齢者と接することが多い病院職員に向けた研修会を開きました。 【写真】倉敷成人病センター 倉敷市白楽町

特殊詐欺被害防止講和及び護身術教室

（倉敷警察署 生活安全課／大田和幸 警部補） 「ちょっとおかしいという気付きで、おじいちゃんおばあちゃんを中心に詐欺に遭いそうな人を助けてほしい」 　倉敷成人病センターで開かれた研修会には、新人職員ら約50人が参加しました。 　講師の警察官は、特殊詐欺を防ぐためには知らない番号からの電話に出ないことや、携帯電話のショートメッセージに送られた見覚えのないリンクは開かないことが大切だと話しました。 　岡山県警によりますと、岡山県では2024年1月から2月にかけて特殊詐欺被害が23件確認されています。被害総額は約1億円で、2023年の同じ時期と比べて約2600万円増えています。 （新人職員は―） 「普段から患者とのコミュニケーションを大切にして、病気にまつわることだけでなく、普段の生活で困ったことがないかしっかり話をして関わっていって、困ったところに対応したい」