写真：Impress Watch

ホンダは、着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を電源として使用する、ポータブル電源「Honda Power Pod e:」を発売した。ホンダパワープロダクツジャパンを通じて法人・個人事業主を対象に販売し、価格は246,400円(バッテリー別売)。 【この記事に関する別の画像を見る】 独自の正弦波インバーターを搭載した、定格出力1,500Wのポータブル電源。家庭用コンセントと同等の出力を確保するほか、電気の質が求められる精密機器にも安心して使用できるとする。また、排出ガスや騒音を発生させないため、オフィス・店舗の災害時の非常用電源、夜間工事用の電源など、エンジン発電機の使用が難しい屋内外のシーンで活用可能。 予備のモバイルパワーパックをあらかじめ充電しておけば、充電待機時間なしですぐに充電済みバッテリーと交換できる。複数のHonda Power Pod e:や、ホンダのインバーター発電機・蓄電機を、別売りのコードで接続して並列運転することで出力を増やし、より幅広い電気機器に対応することも可能。 モバイルパワーパックは、「BENLY e:(ベンリィ イー)」「EM1 e:(イーエムワン イー)」などのホンダの電動バイクや、他社製品にも電動機器の動力源として利用されている。製品間での相互利用が可能なため、他の製品に搭載されているモバイルパワーパックを非常用電源として活用することもできる。別売りの専用充電器(55,000円)でも充電が可能なほか、ソーラーパネルによる充電にも対応する。 また、専用スマートフォンアプリとBluetooth接続することで、電源オフや充電タイマーの設定、バッテリー残量や出力状況確認などを遠隔で行なえる。 Power Pod e:の定格出力は1,500W、最大出力は2,000W。USB出力の定格出力は15W。本体サイズは、385×269×430mm(全長×全幅×全高)、重量は13.4kg。四隅にハンドルを配置することで持ち運びのしやすさを追求した。また、横に倒した状態での使用や保管も可能。 モバイルパワーパックの定格容量(Ah)/定格電力量(Wh)は、26.1Ah/1,314Wh。本体サイズは156.3×177.3×298mm(全長×全幅×全高)、重量は10.2kg。価格は108,900円。