ミキハウス硬式野球部始動 高橋優貴は「緊張のなか始まった一日」菊田拡和は「1年目から結果を残して」巨人勢3人在籍
社会人野球のミキハウス硬式野球部が13日、三重県伊賀市内のミキハウス硬式野球部グラウンドで全体練習を行い、新チームとして始動した。 【写真】ミキハウスの陣田監督と桜井とともに入部会見に臨んだ高橋「ここで野球をやりたいと思った」 前巨人の高橋優貴投手(27)、菊田拡和内野手(23)は昨年の加入後、チーム本隊に合流して初めて練習に参加。ミキハウスのユニホーム姿で新たなチームメートとキャッチボールやダッシュなどのメニューを精力的にこなした。 2021年にはキャリアハイの11勝をマークし、6年間でプロ通算18勝をマークした左腕は昨年10月に巨人から戦力外通告を受け、巨人時代の先輩である桜井俊貴投手(31)が在籍するミキハウスを新天地に選択した。 練習後に取材に応じ、「昨日の夜はあまり寝れなくて緊張のなか始まった一日ですが、無事に終わってよかった。(元巨人勢3人は)普段の練習の姿勢、言動や試合の結果がすごく求められてくる。意識してやれたら」と気合を入れた。 菊田は茨城・常総学院高から2020年ドラフト3位で巨人に入団。長打力を期待され、23年には1軍に初出場したが、今季は1軍出場機会がなく、9月30日に戦力外通告を受けていた。 持ち前の明るさで新チームに溶け込んだ菊田は「1年目から結果を残して、貢献できたら」と充実感を漂わせた。 巨人の後輩が加わり、桜井も「プロから社会人に来て、結果を出して当たり前という見方を去年感じた。2人もそういう見方をされると思うが、気にせず、思い切りやってもらえれば。そういうプレッシャーも楽しみながらやってほしい」とアドバイスした。