「納税額水増し」180万円だまし取る 元税理士法人の事務員、容疑で再逮捕
納税額を水増しした書類を作って現金をだまし取ったとして、京都府警捜査2課と福知山署は4日、有印公文書偽造・同行使と詐欺の疑いで京都府福知山市の税理士法人元事務員の男(41)=税理士法違反の罪で起訴=を再逮捕した。 【地図】京都府福知山市の位置 再逮捕容疑は2018年1~9月、同市の菓子販売業の男性(46)に源泉所得税などを立て替え納付したとうそを言い、福知山税務署の公印を偽造して作成した領収証書3通を男性に渡し、約180万円を詐取した疑い。男は黙秘しているという。 府警によると、男は男性の本来の納税額を把握した上で、納税額を水増しした偽の領収証書を見せる手口で現金をだましとっていたという。