きょう高知で全国トップのソメイヨシノ開花! 近畿は来週にも開花ラッシュか?
きょう高知で桜(ソメイヨシノ)開花!全国トップは6年ぶり
きょう23日、高知から全国トップ(南西諸島を除く)となる桜(ソメイヨシノ)の開花の発表がありました。平年より1日遅く、昨年より6日遅い開花の便りとなりました。 高知が全国トップになるのは2018年以来6年ぶりで、全国トップがここまで遅くなるのは2005年以来、19年ぶりとなりました。
昨年の今頃はすでに東京で桜が満開(2023年3月22日満開発表)、西日本から東日本にかけての広い地域で桜が開花していたのに比べると、ずいぶん遅くなってしまいました。 今年の3月は当初の予想以上に強い寒気が次々と流れ込んで、大阪では3月の平均気温は2月よりも低くなっている状況です。(3月22日現在)広い範囲で季節外れの積雪があったり、大山などでは雪崩の被害が出て、真冬の寒さに逆戻りした日もありました。ただ、この寒の戻りは今週で終わりそうです。
来週は続々開花へ
来週以降は平年より大幅に気温が高くなる見込みで、桜の開花は一気に進みそうです。 ウェザーニュースが21日に発表した桜の開花予想を見ると、東京・福岡・名古屋では3月24日、近畿地方では大阪・京都・和歌山で3月26日に開花の予想で、ほぼ平年並みの開花となる見込みです。
来週後半は気温が平年より大幅に高く、一気に春本番の陽気に
来週後半には西日本から東日本にかけて20度前後になる日が続くことから、いったん開花してしまうとどんどんと開花が進み、開花から満開までは短く、来週末には見頃となるところもできそうです。 来週前半は前線が停滞するため雨の降る日が多く、まるで梅雨のような日々になってしまいそうですが、来週末には前線は日本付近から離れていく見込みで、開花が進むとともに春の穏やかな陽気が増えていきそうです。 再来週は西日本から東日本にかけてお花見に絶好の一週間となるでしょう。多少の花冷えはありますが、晴れて暖かい日が多く、思う存分お花見が楽しめそうです。 (ABCウェザーセンター)