原因はレールの著しい腐食の可能性 森町での貨物列車脱線事故 JR北海道は点検箇所を拡大し再発防止へ
HTB北海道ニュース
JR北海道の綿貫社長は20日の会見で、16日に発生した函館線での貨物列車脱線事故について点検箇所を拡大し再発防止に努めたいとしました。 JR北海道 綿貫泰之社長) 「多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」。 16日に北海道の森町で貨物列車が脱線した事故についてJR北海道は著しい腐食によりレールが破断したのが原因である可能性が高いと見ています。 腐食部分は踏切の敷板に隠れていましたが、敷板を外しての検査はルール上実施していませんでした。 JR北海道は今回の事故を受けて19日から踏切の点検箇所を拡大し長万部ー苫小牧間でも行いましたが、異常は見つからなかったということです。 JR北海道 綿貫泰之社長) 「レール探傷車の検査で、底部腐食に対する再検査の踏切が全道で220くらいあるがそのあと、必ず手探傷で調べてるデータがあるので、もう一度再確認する」。
HTB北海道ニュース