「息子さんではありません」火野正平さん死去で広がった“個性派”俳優との親子疑惑
11月20日、俳優の火野正平さんが同月14日に亡くなっていたことを所属事務所が公式サイトを通じて発表した。享年75歳だった。 【写真あり】似すぎてる…火野さんと個性派俳優の共演シーン 所属事務所によると、火野さんは今年4月から持病である腰痛の治療に励んでいたが、夏に腰を骨折して以降、体調を崩していたという。「最期まで仕事復帰を願っていたが叶うことはなかった」「自宅で家族に見守られて穏やかな最期を迎えた」とのことだった。 名俳優の死にネットで悲しみが広がっている――。そんななか、Xにこんな声があがった。 《この俳優さん、最近良くいい使われ方されるなと思ってたら火野正平さんの息子さんだったとは》 この投稿を受けて、 《火野さんの息子さんなんですね。そう言えば話し方が似ているかもしれないです》 《知らなかった。。。火野正平さんの息子さんがやったこと。。。》 《息子さんも2世とは言わず、それでも顔はやっぱり似てきたね!好きだな》 と親子説が拡散されることに。火野さんの“息子”とされたのは、俳優の宇野祥平(46)。 “昭和のプレイボーイ”として名を馳せるほど恋多き男だった火野さん。21歳で一般女性と結婚して1男1女に恵まれた。一方で、十数年にわたって内縁の妻を連れ添って2女ももうけたとされている。だが、長男が芸能界に入っていたという情報はなかったが……。 「火野さんと宇野さんは今年8月に公開された満島ひかりさん主演の映画『ラストマイル』で親子役を演じていたため、勘違いされたようです」(芸能ライター、以下同) ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』(ともにTBS系)の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子がタッグを組んだ同作。 「連続爆破事件の真相に迫るサスペンスもので、興行収入50億円越えの大ヒットとなりました。その中で、火野さんと宇野さんと委託宅配ドライバーの親子役を演じたのですが、その哀愁漂うキャラクターが絶賛されたんです。脚本の野木さんも『影の主役』とベタ褒め。二人の名前は同じ“ショウヘイ”で顔も似ていることから《本当の親子みたい》と公開当時から騒がれていましたね」 《宇野祥平さんは火野正平さんの息子さんではありません。ネットを信じた僕の勇み足でした。でも宇野祥平さんはいい俳優さんである事は間違いないです》 《いえ、父親ではありませんよ》 間違いを指摘する声があがると、発端となったXの投稿は削除されたのだった。“ハマり役”の余波というべきか……。