津田健次郎がナレーション担当 『マイホームヒーロー』ドラマ版のダイジェストPV公開
『映画 マイホームヒーロー』が3月8日に公開されることを記念して、ドラマ版のスペシャルダイジェストPVが公開された。 【写真】ナレーションを担当する津田健次郎(複数あり) 本作は、2017年より『週刊ヤングマガジン』で連載がスタートし、累計発行部数370万部を突破、2023年10月にはMBS/TBSドラマイズム枠で実写ドラマ化もされた、山川直輝による人気漫画『マイホームヒーロー』を実写映画化したファミリーサスペンス。 愛する家族とただ平穏に暮らしていくことだけが生きがいだった、ごく普通のお父さん・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)は、ある日、娘の彼氏を殺して殺人犯になってしまう。そして、一線を越えてしまった哲雄を待ち受けるのは、冷徹で残忍な“闇社会の半グレ組織”だった。娘を守るために殺人犯になった父。夫の秘密を守り、支える妻。そして何も知らない娘。推理小説オタクの“ただのお父さん”だった哲雄は、家族を守るために、命を懸けた“絶対に負けられない闘い”に挑む。 12月19日に最終回を迎えたドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための“命がけの騙し合い”が繰り広げられた。 公開されたスペシャルダイジェストPVは、津田健次郎のナレーションで贈る、ドラマの全てと映画の魅力が詰まった映像。映像では、全ての始まりとなった、哲雄が愛する娘を守るため犯した殺人や、そこから始まる半グレ犯罪組織との命を懸けた攻防、その中で奇妙なバディ関係を組むことになる組織のメンバー・恭一(高橋恭平/なにわ男子)とのだまし合いと裏切り、最後には自らの命を犠牲にすることで哲雄を地獄の底に突き落とした組織の幹部・麻取義辰(吉田栄作)の姿などが映し出されている。哲雄は何度も命の危機に見舞われるも、ミステリー小説マニアとして培ってきたミステリーの知識と、家族を守るという正義感からなんとか生き延びる。証拠隠滅のため、組織の幹部・麻取の死体を山中に埋めたことで、ドラマは仮初の平穏とともにラストを迎えたが、映画版ではその平穏が音を立てて崩れ始める。 7年後、土砂崩れによって死体が警察に見つかってしまう。哲雄は、半グレ組織・間野会のトップであり最狂のラスボス・志野(津田健次郎)から執拗に狙われることになり、さらには警察官となった娘からも疑いの目が向けられてしまう。父vs警察vs半グレ組織、三つ巴の戦いが繰り広げられていく。 本PVのナレーションを務める津田は、『呪術廻戦』『チェンソーマン』『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』など、これまで長きに渡り数多くの人気アニメ作品で声優を務めている。近年では、ドラマ、映画にも活躍の場を広げ、先日公開された実写映画『ゴールデンカムイ』では、同作のTVアニメ版で声優を務める中、実写映画ではナレーションとして出演している。 津田は完成した映画について「本当に見ごたえのある作品になっていますし、ドラマや漫画を知っている方はもちろんですが、知らない方でも楽しめる内容になっています。僕の演じるクセ強のラスボス“志野”の怖さをお客さんに楽しんで頂けたらと意識して演じました。さらに色や光などの画作りも本当に綺麗で、しっかりエンタメ作品になっているのを感じましたし、多くの方に楽しんでいただけると思います」とコメントを寄せている。
リアルサウンド編集部