福島県会津若松市の「もったいない会津」ショップが移転オープン オーナー制の商品棚導入
福島県会津若松市の任意団体「もったいない会津」は5日、衣類ごみの削減に向けたチャリティーショップを市内一箕町八幡から、市内城前の旧薬局店舗に移転し、オープンさせた。新たに商品棚のワンオーナー制度を導入し、衣類や小物の再利用を推進する。 ワンオーナー制度では、希望者が商品棚の使用料を支払い、家庭などから持ち寄った古着やアクセサリーなどを並べ、販売する。 ワンオーナー制度の商品棚以外では、引き続き、市民らから寄せられた古着やアクセサリー類を受け入れ、安価で提供している。会員が古着の生地を使ってリメークした帽子やネックレスなども取り扱っている。 カラーコーディネーター資格を持つ代表の富永陽子さんが、利用者に見合った着こなしを提案している。 もったいない会津は「もったいない」の精神を掲げ、SDGsの推進に取り組んでいる。古着のファッションショーなどを手掛けてきた。富永さんは「いただく物は本当に品質のいい物ばかり。大事に、長く着てもらい、ごみを減らすお手伝いがしたい」と話す。
営業は月、火、木、金曜日と毎月第1、3日曜日。時間は午前10時から午後4時まで。