佐久間みなみ「光に引き込まれる感じ」“リアルとアートの境界がない不思議” 『チームラボボーダレス』に行ってみた
今、話題の麻布台ヒルズに、この2月移転オープンした『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』に、フジテレビの佐久間みなみアナウンサーが行ってきました。 佐久間みなみが『チームラボボーダレス』で光りまみれの体験!
巨大空間に70以上の作品が境界線なく展示
「チームラボボーダレス」はデジタルアート集団「チームラボ」が、東京の新名所・麻布台ヒルズの地下に東京・台場から移転させる形でオープンしました。入り口は地下1階にありますが、その奥には何と約7000㎡の巨大空間が広がっていて、新作も含め70以上の作品が境界なく展開されています。 独立している作品もあるので、まずはそちらからご紹介します。 佐久間アナが「光のシャワーを浴びているみたいです。光に引きこまれる感じがします」と声をあげたのが『ライトスカルプチャー』。日本語に訳すと“光の彫刻”ですが、空間の奥から長い光線が束になって、ときにはトンネル状に、ときには波のように、どんどんと押し寄せてきます。 この作品はシリーズで、実に20ものバリエーションがあり、色やデザインが次々と変わっていきます。 光を全身で感じていると圧倒されて立ち尽くしてしまいますが、実は来場者が光に触れると変化が起きます。佐久間アナが手をかざしてみると…「光が私に集まってきます。握れるみたいに近づいてきます」。
来場者の存在が作品に変化をもたらす
ガラスの部屋の中におびただしい数の光る球体が広がっているのは『Bubble Universe(バブル ユニバース)』。壁も足下も鏡になっていて、光る球体の迷路にさまよい込んだような感覚になります。佐久間アナは「リアルな世界とアートの境界がないので不思議です」と感嘆の声をあげていました。 光る球体は、人が立ち止まると、それを感知し、音色を響かせ強く輝き、その光と音は隣の球体に次々に一筆書きのように伝わっていきます。来場者の存在が作品に変化をもたらすのです。 球体のやさしい光に癒やされる空間です。輝く球体にグッと近づけると自分の顔が映し出され、ちょっと美しくなった気分に浸れたりもします。 同じ光る球体でもレールの上を走っているのが『マイクロコスモス - ぷるんぷるんの光』。部屋全体が赤くなったり、緑になったり、一部の球体だけがオレンジになったり、球体の動きと色の変化がシャープです。 面白いのは、充電のためにところどころに“休んでいる”球体があること。そう思って見てみると、奥の方にたくさんの球体がまるで一斉に寝ているようにじっとしていて、機械でも休むのだな、とクスッとしてしまいました。