【卓球】水谷隼「1日でスペアラケットに慣れるのは難しい」前日ラケット折れる悲劇に見舞われた中国世界1位がシングルス2回戦敗退
◇パリオリンピック2024 卓球 男子シングルス 2回戦(大会6日目=日本時間31日、パリ南アリーナ) 【画像】ラケットを折られた中国の王楚欽選手が2回戦敗退 男子シングルス2回戦では、前日ラケットが折れるアクシデントのあった中国の世界ランク1位の王楚欽選手がスウェーデンのトゥルルス・モーレゴード選手に2-4(10-12、7-11、11-5、11-7、9-11、6-11)で敗退。東京五輪混合ダブルス金メダリストの水谷隼さんはXを更新し、「1日でスペアラケットに慣れるのは難しい」とつづりました。 王楚欽選手は孫穎莎選手と組んだ前日の混合ダブルスで金メダルを獲得。しかし優勝直後の華々しい場面を写真に収めるため殺到した報道カメラマンがチーム関係者以外は立ち入れないエリアまで侵入し、愛用するラケットが折れてしまうアクシデントがありました。 その際に水谷さんはXで「プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナー」とラケットについて投稿。 王選手がシングルスで敗れると、「昨日ラケット折られた王負けた。気持ちも混合ダブルスに比べたら入ってなかった…1日でスペアラケットに慣れるのは難しい。オリンピックのシングルスで中国選手が負けたのは2004年のアテネオリンピック以来。そう考えたら卓球は用具がどれだけ重要な競技か分かってもらえたかも」と改めてラケットの重要性を説きました。 また「もちろんモーレゴードのプレーも素晴らしかった。スウェーデン復活!!」と勝者もたたえています。