大阪港湾局の職員2人 公用車内で同僚を指して「部落差別」発言繰り返す ドラレコから発覚
大阪港湾局の職員が「部落差別」と捉えられる発言を数十回にわたり繰り返していたことがわかりました。 大阪市によりますと、大阪港湾局の職員2人は3月、3日間にわたり出張中の公用車内でその場にいない同僚の職員数人を指して結婚や職業などに関する「部落差別」発言を数十回にわたって繰り返したほか、感染症に関する差別的な発言をしたということです。 車内のドライブレコーダーの映像から2人の差別発言が発覚したといい、大阪港湾局は3月中にこうした発言について確認したものの、市に報告したのは約2ヵ月後でした。 その理由として、大阪港湾局はドライブレコーダーの文字起こしや、本人への事実確認に時間がかかったと説明しています。 また、大阪市の横山市長は「差別意識を持って職務にあたっているのは本当に許せない。市政を預かる身として心からお詫び申し上げたい」とした上で、「あらゆる差別に関して今一度認識を新たにし、断固たる決意で処分にあたるというのを徹底してきたい」とコメントしました。
ABCテレビ