劇場版『名探偵コナン』、4年ぶりの応援上映を取材 思い思いのかけ声やツッコミ飛び交う
現在公開中の劇場版『名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)』。劇場版『名探偵コナン』シリーズで初めて興行収入が100億円を突破する中、約4年ぶりに発声可能応援上映が開催されました。今回、自動制御ペンライトの演出が加わった客席の様子を取材しました。 【画像】 劇場版コナン 世界初の演出加え 4年ぶり応援上映へ 本作は、東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設『パシフィック・ブイ』を舞台に、江戸川コナン&灰原哀と、宿敵・黒ずくめの組織との大迫力の海上決戦が描かれます。映画配給会社によると、公開から38日間で、観客動員827万人、興行収入117.3億円を突破したとのことです。
■“ブルー”や“パープル”など 会場全体がキャラクターのイメージカラーに
今回の応援上映は、専用の自動制御ペンライトを会場に持参すると、ライトの色が本編のセリフ・音楽・効果音などの演出に合わせ自動で変化する、映画業界での実施は世界初(配給会社発表)という、発声可能応援上映です。 例えば、『江戸川コナン』はブルー、『灰原哀』はパープルというように、キャラクターごとにイメージカラーがあり、そのセリフにあわせ、ペンライトの光が変化します。 そのほか、電話が着信するシーンでは、発信者のキャラクターのイメージカラーに変化するなど、セリフだけでなく、音にも合わせて細かく色が変化するようになっています。 さらに、本作の見どころでもあるアクションシーンなどでは、ペンライトがランダムに輝き出したり、一転してライトが消え、真っ暗に静まり返るなどの演出が加わり、より一層作品を彩ります。
■キャラクターの行動、セリフに独特なかけ声やツッコミも
光の演出だけでなく、応援上映で特徴的なのは、観客からの応援やかけ声です。上映中は、観客がタイミングを合わせ、名セリフ「真実は、いつも、ひとーーーつ!!」をコナンと一緒に叫んだり、推しキャラクターが登場する場面では「哀ちゃ~ん!」「ジン~!」と名前を呼びかけ、「かわいい」「かっこいい」「やさしい」といった声援を送っていました。 中には、「おいしいの?」「ほんと?」と質問をしたり、「タイミングよすぎ!」とツッコミをいれるファンも。上映開始前から終了まで、思い思いにキャラクターを応援し、応援上映を楽しんでいました。