沖縄県 中学校の給食費半額補助へ従来方針を転換 知事「完全無償化への第一歩」
沖縄テレビ
県は中学校の給食費について来年度から全ての市町村を対象に費用の2分の1を負担します。 無償化を実施する市町村に限るとしたこれまでの方針を転換し玉城知事は「完全無償化に向けた第一歩」としています。 県は先月、中学校の給食費を無償化する市町村に限り、費用の2分の1を負担する取り組みを来年度から始めると発表しました。 これに対し県市長会は、市町村の財政状況によっては無償化が困難なところもあり地域間で格差が生まれてしまうとして費用を全額県が負担し小学校も含めて無償化するよう県に求めていました。 こうした意見を踏まえ県は13日、中学校の給食費の2分の1を来年度から全ての市町村を対象に補助すると発表しました。 ▽玉城知事: 「これから順次市町村とも連携しながら拡充していく方向で進めていきますので、将来の完全無償化に向けた第一歩だと考えている」 詳細な制度設計については市町村と協議していくとしていて玉城知事は今後、小学校も補助の対象に加えていきたいとの考えを示しました。
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