木梨憲武「スポーツ王」緊迫の海外レジェンド対決の“裏側”「何か厳しい顔で…」雰囲気を一変させたのは…
「とんねるず」の木梨憲武(62)が16日、テレビ朝日系「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!スーパースターだらけの伝説名勝負ベスト25」に出演。2014年に放送された同番組にスペシャルゲストとして登場したサッカーのコロンビア代表で、同年に行われたワールドカップ(W杯)ブラジル大会で6得点を決め得点王に輝いた当時23歳のハメス・ロドリゲス出演の裏側を明かした。 【写真】表情は…?ハメス・ロドリゲス(中央)とバルデラマ仕様のかつらをかぶる木梨憲武(右)、そして「スルジオ越前」に扮する石橋貴明 この日の放送は「現役選手&スポーツ関係者300人が選ぶスーパースターだらけの伝説名勝負ベスト25」と題して、ランキング形式で過去の名シーンを紹介。G大阪の宇佐美貴史も投票した「凄いですよね…何で(番組に)来んだろうっていう」と驚いたハメス・ロドリゲス出演回が第23位に選ばれた。 撮影は、ハメスがW杯後に世界サッカー界の「銀河系軍団」レアル・マドリードに移籍したため、スペインで敢行。大のサッカー通である木梨が「最高の旅行です」と浮足立つ中、通常はサッカー対決に姿を現さない相方の石橋貴明も、有名評論家のセルジオ越後をオマージュした「スルジオ越前」に扮することを条件に同局に許可を得て出演。「娘が大ファンで、サインをもらいに」と海外ロケに飛び入り参加を熱望したこと明かし、本人登場に木梨同様、大興奮した。 大きなボウリングのピンを時間内に全部倒せるかを争うゲームで、残り1秒でストライクを決め「奇跡の1秒」と番組史に刻まれたハメスの出演回。木梨は「ハメス・ロドリゲスチームが多分5、6人ぐらいだったと思うんだけど、向こうから見えた時、何か厳しい顔でっていうか、あんま笑わないで来たんだよね。俺、厳しい人なのかな~と思った」と世界の超トップクラスの選手が、慣れない日本のバラエティー番組に出演するという緊迫の裏側を回想。しかし「本番が始まって、僕がバルデラマのかつらをかぶり始めて…その瞬間から、やはり(コロンビアの)国民的英雄、選手…みんなバルデラマに憧れてサッカー選手になってますから、急に俺に優しくなったことを覚えています」と笑った。 カルロス・バルデラマは、1980年代から90年代の南米を代表する選手。ワールドサッカー誌が選出した20世紀の偉大なサッカー選手100人に選ばれた。コロンビア代表には1985年から1998年にかけて出場し、通算111キャップW杯には3度出場。こんもりしたアフロヘアーと足にすいつくような優れたボールコントロール、そして鋭いスルーパスで世界中のサッカーファンを魅了。2002年に現役を引退した。