阿部サダヲ、今年の個人的な流行語は「背中痛い」 『不適切にも』続編に言及
『不適切にもほどがある!』続編にも言及「共演者やキャストも望んでる方が多い」
俳優の阿部サダヲが2日、都内で開催された「2024 ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の発表・表彰式に出席。今年1月期の主演ドラマ『不適切にもほどがある!』から生まれた「ふてほど」が年間大賞に選ばれた。続編への期待が高まる中、阿部はその可能性についてもコメントした。 【写真】「布が足りてない」とツッコミ 『不適切にも』河合優実のワンレンボディコン姿 同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。表彰式には、出演者の阿部、プロデューサーの磯山晶氏、天宮恵子氏、演出の金子文紀氏が出席した。 阿部は「いつもテレビで見ていた場所に来られて光栄です。自分たちではあまり『ふてほど』と言ったことはないですが、光栄です」と喜びを語った。さらに、「台本をもらったときに、自分に“不適切”だと感じた点は?」と質問されると、「ないですね(笑)。普段は大人しく暮らしているので……」と苦笑いを浮かべた。 続編について問われると、「共演者やキャスト、スタッフのみなさんも続編を望んでいる方が多いと思います。ただ、宮藤官九郎さんとも何も話していないので、ちょっと分からないです」と控えめ。 今年1年の活動については「1つ年を取っただけ」とあっさり振り返り、個人的な流行語には「背中痛い」を挙げ、「年々痛くなってきて、治らないらしいんですよね」と笑いを誘った。 また、やくみつる氏からは「コンプラ──? 昆布の天プラか?」というユーモラスな文字が描かれた絵が贈られた。 選考委員は、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(現代用語の基礎知物学院編集長)が務めた。 そのほか、神戸学院大学法学部教授・上脇博之氏「裏金問題」、毎日新聞デジタル報道グループ「界隈」、パリオリンピック総合馬術日本代表チーム(大岩義明、北島隆三、田中利幸、戸本一真)・パリオリンピック総合馬術日本代表チーム 根岸淳監督「初老ジャパン」、埼玉県・深谷市「新紙幣」、ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平「50-50」、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」、「ホワイト案件」、パリオリンピック(五輪)陸上女子やり投げ金メダルの北口榛花「名言が残せなかった」、Netflix シリーズ『地面師たち』チーム「もうええでしょう」が受賞した。
ENCOUNT編集部