最高額は? 日本代表デビュー時の市場価値ランキング5位。5年前デビューの司令塔。現在は不遇
並外れたタレントのみがたどり着ける日本代表。彼らはデビューした時にどのように評価されていたのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、歴代日本代表選手デビュー時の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
5位:鎌田大地 生年月日:1996年8月5日 デビュー:2019年3月22日 デビュー時の市場価値:300万ユーロ(約4億2000万円) デビュー時の所属クラブ:シントトロイデン(ベルギー) 2024年になって日本代表から遠ざかっているMF鎌田大地が5位にランクインした。鎌田は2017年7月にサガン鳥栖からフランクフルトに移籍するが出場機会に恵まれず、シントトロイデンへのレンタル移籍を決断する。この選択が功を奏した。 2018/19シーズンの鎌田はリーグ戦24試合に出場して12ゴール2アシストの好成績をおさめ、2018年12月には市場価値を300万ユーロ(約4億2000万円)まで伸ばすこととなった。そしてその活躍を受けて2019年3月のコロンビア代表戦で日本代表デビューを果たす。 その後フランクフルトで絶対的な存在へと成長していく中で、2020年10月から代表に定着していく。鎌田は優れた配球で中盤からゲームをコントロールし、チャンスメイクにも秀でて得点能力も高い。現在日本代表のボランチのファーストチョイスは遠藤航と守田英正であるが、ゲームの流れを変える存在として有効な選択肢となる。 現所属クラブのラツィオでの不振もあってかAFCアジアカップ2023以降代表に選出されていないが、鎌田の復活は再起を図る日本代表には欠かせないだろう。
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