有村架純 30歳節目の写真集に込めた思い 行き詰まったときに訪れたパワースポットを撮影地に
ドラマや映画に多数出演し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど躍進を続ける有村架純さん31歳。 【画像30枚】有村架純さんの写真展で行われたインタビューの様子と素の表情たっぷりな写真集のカットを写真で見る そんな有村さんが30代になって初の写真集『sou.』が2月9日(金)に発売。 撮影は東京、鎌倉、タイで行われ、屈託ない笑顔や大人の色香が詰まっています。 さらに、東京・池袋PARCOでは3月25日まで写真展を開催中! めざましmediaは写真展の会場で有村さんに単独インタビュー。 撮影の思い出や30代になって感じる変化、自身のお気に入りの写真について話を聞きました!
有村架純 30歳の節目に写真集を出した理由
30という節目で「写真集とかどうしようか」みたいな話をしていたんですけど、こういう節目のタイミングでしか形を残してファンの方に感謝を届けられないのかなと考えて、30歳で出させていただこうと思いました。 そこから自分のやりたいこと、どういう自分で紡いでいこうかみたいなことから始まりました。
有村架純が写真集『sou.』に込めた思い
余韻とか余白を大切にしたいなというのがコンセプトとしてはあって、じゃあその自分のエピソードというか、物語が生まれそうとか、そういう場所をチョイスして撮影を開始したんですけど、決まったポーズを撮るというよりは、もうそこに行って、カメラマンの今城さんが切り取ってくださるというストーリー性もある一冊になったらいいなと思いました。 情報を詰め込みすぎると、見ている方も一冊読み終わった後、ちょっと疲れてしまいそうかなと思って。 私は本を読んでいる時に、後から考えることがすごく好きなので、そういった余白を与えてくれるような作品に憧れがあって(笑)。 自分も好きだから、じゃあ自分が何か届けたいって思った時に、自分を応援してくださっている、愛するファンの人たちに“自分の好き”を共有したいじゃないけど、その余白みたいなのを楽しんでほしいなと思って。
有村架純が写真集のタイトルを『sou.』にした理由
いろいろ考えたんですけど、まず私が大事にしていることってなんだろうって考えた時に、「想像すること」だなという。 このお仕事をしてその役について“想像する”。 この物語がどう紡いでいけばどういう作品になるのかっていうのを想像する。 いろんな想像っていうところに親近感があって、それを忘れてしまったら多分、自分の人生も、仕事においても、いけない気がすると思っているんです。 想像することで、 表面的なものだけを受け取るんじゃなくて、その奥を見つめられる。 その人の奥が「どういう感じなんだろう」っていろいろ想像することで、人と会話をすることが楽しかったり、表面的ではないところで繋がる感じがして、ファンの人と繋がれるというところで「もっともっと深い所でお互いを感じ合いましょう」じゃないですけど、そういう意味で「想像する」の「想(sou)」をタイトルにしました。