【陸上】大迫傑が会見MGC振り返り「力は出し切れた」パリ五輪については「フラット」新作シューズの感想も明かす
プロランナーの大迫傑(Nike)が12月20日、会見を開き今後に向けた抱負を語った。 ニューイヤー駅伝のエントリー発表!前回VのHonda伊藤達彦、小山直城ら 富士通は塩尻和也、トヨタ自動車は服部勇馬や田澤廉、GMO参画の大迫傑も 10月15日に行われたパリ五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で3位になった大迫。その後はプレイングディレクターとして参画するGMOインターネットグループの一員として記録会に出場した。 大迫はMGCを振り返り、「2ヵ月前でそこまで詳しく覚えていないのですが、雨の中で非常にタフなコンディションでしたが、その中で力は出し切れました」と言う。 川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)の飛び出しにも「ああいったレースでは必ず落ちてくる。(2019年の)設楽(悠太)選手の飛び出した時よりは焦りはなかったです」。最後は前回同様3位になったものの、「進化したポイントも多々あったので収穫はありました」と話した。 パリ五輪の残り1枠は、MGCファイナルチャレンジ(大阪・東京)で2時間5分50秒を切る選手が現われなければMGC3位の大迫が代表に内定する。「東京五輪は特別でしたが、今はフラット。世界と勝負したいという熱量は強いですが、オリンピックである必要はない」とし、出場が決まれば、「世界と勝負できるように身体を作っていく」いう。 なお、MGCファイナルチャレンジについては「近い将来、発表する」ととどめた。 会見では1月4日にプロトタイプが発売される「ナイキ アルファフライ3」をいち早く着用したことを受け「反発も強いし、クッションもしっかりしている。足入れ感や走った時の感覚など、“バケモノ”のようなシューズ」と絶賛した。 2023年を振り返り、「やりたいことが出てきて、忙しいけど楽しい1年でした」と話した。
月陸編集部
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