井上拓真 世界戦初のメーンに闘志「過去イチの仕上がり。過去イチ最強の相手を倒したい」
「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(24日、両国国技館) 同級9位のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と対戦する王者・井上拓真(大橋)が22日、都内のホテルで行われたトリプルタイトル戦の公式会見に出席した。 初の防衛戦で対戦するアンカハスはIBF世界スーパーフライ級王座を9度防衛した強敵だ。拓真は現在の調整状況について「体重も落ちて、コンディションもいい感じ。練習も過去イチの仕上がりで仕上げることができた」と手応えを語った。また、経験豊富な相手に対し「相手は過去イチ最強の相手だと思う。気を引き締めて倒したい」と警戒。初のメーンイベンターの大役を務めることには「自分自身もすごくうれしく思いますし、しっかり勝ちを収めたい」と意気込んだ。 会見に出席した大橋会長も拓真の初防衛に「自信は100%」とキッパリ。「勝っている点はスピードとスタミナ。強敵には間違いないので、この試合に勝てば、新しい井上拓真を見られる」と話した。