イチローは「満票で殿堂入りを果たすべき」 米重鎮が断言、列挙した“6個”の功績
イチローは27歳でメジャーデビュー…通算3089安打、GG賞10度など圧倒的成績を残した
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は、2025年に米野球殿堂入りの候補者となる。史上2人目の満票での選出が期待する声が多くあり、米著名記者も功績を称えながら満票殿堂入りを推挙している。 【写真】セレモニーに登場したイチロー氏と変わらぬ美貌の弓子夫人 米スポーツ局「ESPN」のバスター・オルニー記者は12日(日本時間13日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「イチローは満票で米野球殿堂入りを果たすべき」と綴り、その“理由”を列挙した。「彼の経歴の一部はこちら:生涯打率.311 MLBでの初出場は27歳162日の時で、3089安打で終わった 年間安打数でメジャートップが7回 ゴールドグラブ10回選出 438盗塁 オールスター選出10回」と輝かしい成績・記録を紹介している。 オルニー氏の投稿に米ファンも同意の様子。「議論の余地さえないと思う」「もっと早くこちらに来ていたら通算安打数歴代1位になったことは間違いない」「投票さえするべきでない選手が何人かいる。イチロー、プホルス、バーランダー、カーショー、トラウト、ショウへイなどだ」「とにかく偉大な選手」「100%同意」「考える必要もない」「27歳以上でMLB入りして3000安打以上なら自動的(に殿堂入り)にすべき」などとコメントが寄せられた。 米野球殿堂入りは、全米野球記者協会に10年以上連続で所属する記者による投票で決まる。有資格者から最大10名まで投票でき、全投票数の75パーセント以上を集めると、晴れて野球の殿堂があるニューヨーク州クーパーズタウンで功績を称えられることになる。過去に満票で殿堂入りを果たしたのは、歴代最多652セーブを記録したマリアーノ・リベラのみ。デレク・ジーターは1票足りず、ケン・グリフィーJr.も3票及ばなかった。果たしてイチローは、史上2人目、野手では初の偉業を成し遂げるだろうか。
Full-Count編集部