「通話料無料プラン」に加入したのに、数千円の通話料の請求が…!なぜでしょうか?
通話料金が無料になる「通話料無料プラン」ですが、加入しているにもかかわらず、使い方によっては通話料金が発生してしまうケースもあります。 そこで本記事では、通話料無料プランで通話料金がかかるよくある原因についてご紹介します。
格安スマホの「通話料無料プラン」で通話料金がかかる原因
格安スマホの通話料無料プランに加入しているにもかかわらず、通話料金がかかってしまっている場合には、いくつかの原因が考えられます。 ここからは、格安スマホの通話料無料プランで通話料金が発生してしまうよくある原因を三つご紹介します。 ■指定のアプリを利用していない 格安スマホの通話料無料プランの中には、通話料金を無料にする条件として、指定のアプリの利用が必要な場合があります。 この場合、指定のアプリではなく標準搭載されている電話アプリから発信すると、通話料金が発生してしまいます。 また、キャリアやアプリによっては、着信があった際の履歴から直接折り返して発信しようとすると、標準搭載の電話アプリから発信してしまうため、こちらも注意が必要です。 通話料無料プランでもアプリからの発信が条件となっている可能性もあるため、一度ホームページや店頭などで契約内容を確認しましょう。 ■無料対象外の電話番号に発信していた 通話料無料プランといってもすべての通話が無料になるわけではなく、一部無料対象外の電話番号があるのが一般的です。 そのため、無料対象外の電話番号に発信した場合は、通話料金がかかってしまいます。 独立行政法人 国民生活センター「相談事例」によると以下の番号が無料対象外となっていることが多いようです。 ・ナビダイヤル(0570など) ・0180から始まるテレドーム 無料対象外の番号はキャリアによって異なるため、詳しくは各キャリアのホームページをご確認ください。 ■指定の時間を超えて通話していた 格安スマホの通話料無料プランは「1回の通話で5分or10分以内」「1ヶ月で70分以内」など、時間制限を設けている場合も多くなっています。 この指定の時間を超えて通話した場合、通話料金は通常通り発生してしまいます。 例えば、1回の通話5分以内のかけ放題で契約しているにもかかわらず8分通話してしまった場合は、3分相当の通話料金がかかります。 通話料無料プランには種類があるため、ご自身がどのようなプランに加入しているのかを改めて確認し、契約内容に沿った使い方をすることで通話料が発生してしまうのを防げるでしょう。
通話料無料の条件を確認して使い方を見直しましょう
格安スマホの通話料無料プランには、無料にするための条件がある場合があります。 その条件を満たしていないと通話料金が発生してしまうことがあるため、請求があったのであれば契約内容を一度確認し、使い方を見直すことをおすすめします。通話料無料プランをうまく使いこなし、通信費の節約につなげましょう。 出典 独立行政法人 国民生活センター 相談事例「『通話は無料』のはずなのに、特定の番号は対象外だった! 」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部