マカオ、約5万人収容の野外イベント会場が竣工
マカオ政府公共建設局(DSOP)の発表によれば、コタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用して建設を進めてきた収容人数およそ5万人規模の野外イベント会場が竣工し、今月(11月)暫定引渡しを受けたとのこと。 同施設はマカオ政府が経済のダイバーシティ化を目指す一環として、また「舞台芸術の都」を築く目標に沿って建設されたもの。 建設工事は今年8月にスタートし、鉄筋コンクリートの土台、電気・機械システム及び排水設備、トイレやイベント主催者用オフィススペース、休憩室等などを含む可搬式ファンクションルームが整備された。会場の中央部が観客エリアとなり、西側に入場待機エリア(セキュリティチェック)、北側にステージ・バックヤード、南側に避難・緩衝エリアが設けられているという。 先に賀一誠行政長官が明かしたところでは、当施設における最初の公演は来月(12月)28日に開催される予定。