西川俊介「いつも以上に気合い入る」、10周年&30代一発目の舞台出演、“美顔”役の維持で「大変」
デビュー10周年を迎える俳優の西川俊介(30)が、17日開幕の「京極の轍―京羅戦争編― powered byヒューマンバグ大学」(26日まで東京・新宿FACE)で30代初舞台に挑む。 4月に節目の誕生日を迎えたが「まだ実感がないですね。本当に実感がなくて」と照れ笑い。「10周年、30代一発目の作品なので、いつも以上に気合が入りますね。いろいろな人生経験をして引き出しも増えたと思う。それを表現していけたら」と意気込んだ。 「人間は追い詰められると、どうなるのか?」を表現するYouTube漫画チャンネル「ヒューマンバグ大学 闇の漫画」の人気シリーズの舞台化(原作・雄燗氏)。任きょう集団・京極組と半グレ集団・羅威刃(らいじん)のバトルを描く。 西川は2013年の「第26代ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリと特別賞を獲得。14年のフジテレビ系「GTO」で俳優デビューした。今作では、美顔をウリにした京極組の仙石薫役。「イケメンの役者さんが多い中で、『美顔』がウリですからね…。どうしよう…みたいな。プレッシャーはあるけど、毎日フェースパックして維持しています。大変ですよ」と明かした。 思い出の作品には、アカニンジャー役で初主演したテレビ朝日系「手裏剣戦隊ニンニンジャー」(15~16年)を挙げた。 「自分が(『救急戦隊ゴーゴーファイブ』を見て)、ヒーローに憧れたように、自分もそういった存在にならなきゃ!という気持ちが芽生えた作品。思い出深い1年になりましたね」と回想。「当時、お芝居のことが全く分からなくてメチャクチャ下手だったと思うけど、何くそ根性で乗り越えました。すごく厳しいカメラマンさんに、最後は『おまえ、良かったよ』と声を掛けてもらいました。(一般の方の)SNSで『西川、お芝居良くなった』と、たまに目にすることがあるけど、純粋にうれしいです」 がむしゃらに走り抜けた20代から、30代に突入。西川は「ヒーローを演じたので、今後は悪いヤツの役や犯人役をやってみたい」と話し、変幻自在の役者になることを誓った。(加茂 伸太郎) ◆西川 俊介(にしかわ・しゅんすけ)1994年4月4日、群馬・前橋市出身。30歳。「CHERRY BOYS~GRADUATION~」など多数の舞台に出演。23年から草津温泉PR2代目アンバサダー。憧れの人は反町隆史、木村拓哉。転機になった出会いは「方南ぐみ」の樫田正剛氏。特技は野球(小中9年間)、バスケ、柔道初段。趣味はスノボ、サウナ(全国150か所以上を訪問)。178センチ。
報知新聞社