女二人旅のはずが……

　イーサン・コーエン監督の最新作「ドライブアウェイ・ドールズ」（原題：「Drive-Away Dolls」）が、6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほかで全国公開されることが決定した。特報とティザービジュアル、場面写真が披露された。 【動画】コーエン監督の遊び心満載！「ドライブアウェイ・ドールズ」特報 　本作は、兄ジョエル・コーエンと共同監督を務めた「ファーゴ」「ノーカントリー」でアカデミー賞に輝いたイーサン・コーエンが初めて単独監督を務め、妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手がけたもの。 　「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のマーガレット・クアリーやジェラルディン・ビスワナサンのほか、ドラマシリーズ「マンダロリアン」のペドロ・パスカル、3月29日に日本公開される「オッペンハイマー」にも出演しているマット・デイモンらが出演。さらに、マイリー・サイラスが特別出演を果たす。コーエンとクックが「お互いにアイデアを言い合いながら作り上げた」と話す物語が、個性豊かな俳優陣によってさらなるユーモアを生み出す。 　日々の生活に行き詰まりを感じるジェイミー（クアリー）とマリアン（ビスワナサン）は、車の配送（＝ドライブアウェイ）をしながらドライブ旅行に出かける。しかし、謎のスーツケースを巡ってギャングに追われることになってしまう。 　特報では、二人旅で気分転換するはずだったジェイミーとマリアンが、クセの強いキャラクターたちから逃走するさまが描かれ、予測不能なアメリカ縦断ドライブが展開。コーエン監督の遊び心を感じる映像となっている。