「ブルーナ展」来場者1万人突破 熊本県立美術館本館で開催中 熊本市の親子「間近で鑑賞できて感動」
熊本市中央区の熊本県立美術館本館で開催中の「美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」の来場者が7日、1万人を突破した。同館、熊本朝日放送、熊日の主催。24日まで。 熊本の文化・芸能
絵本作家でグラフィック・デザイナーのディック・ブルーナ(1927~2017年)の絵本『うさこちゃん びじゅつかんへいく』を軸にした展覧会。絵本の内容に沿って選んだ同館所蔵の絵画や、ブルーナが手がけたミッフィー(うさこちゃん)のシルクスクリーンなどを展示している。 1万人目となったのは、東区の野﨑真理絵さん(36)と、小学2年の長女。早田章子館長からぬいぐるみや図録などが贈られ、野﨑さんは「ブルーナの作品を間近で鑑賞できて感動しました」、長女は「絵がすごくて楽しかった。ぬいぐるみは部屋に飾ります」と話した。 9日は高校生以下の来場者にミッフィーのケース付き色鉛筆の配布があり、13日午前11時からはくまモンが来館する。(澤本麻里子)