ELで出場の可能性も

復帰まで秒読みか

リヴァプールはDFトレント・アレクサンダー・アーノルド、GKアリソン・ベッカー、FWディオゴ・ジョタ、MFステファン・バイチェティッチの復帰が近づいているようだ。 ELラウンド8・1stレグでアタランタとの一戦を控えているリヴァプールだが、英『The Athletic』によると、火曜日にA・アーノルド、アリソン、ジョタ、バイチェティッチがチームの全体練習に復帰したという。 A・アーノルドは2月の初めに膝を負傷して以降、公式戦12試合に欠場していた。またアリソンはトレーニング中に筋肉を痛め、2月に行われたプレミアリーグ第23節のアーセナル戦以降欠場が続いていた。ジョタは25節のブレントフォード戦で相手と競り合った際に負傷してしまい、今シーズン2度目の離脱を強いられ、昨シーズン存在感を見せたバイチェティッチは今季の開幕から負傷しており、2試合しか出場できていない。 今シーズンのリヴァプールは主力選手の怪我に悩まされるものの、その間に台頭したコナー・ブラッドリーやクィービーン・ケレハーといった選手が躍動。これまであまりチャンスのなかった若手を起用せざるを得ない台所事情の中でもうまく立ち回り、カラバオカップを制した。 ELのアタランタ戦ですぐに復帰させるかは不明だが、シーズン終盤に続々と選手が帰ってきたことはチームにとってもありがたい。MFカーティス・ジョーンズはひと足さきに復帰を果たしており、リヴァプールもようやくスカッドが充実してきた。 プレミアリーグはアーセナルに首位を明け渡してしまったが、勝ち点差はまだ一緒で逆転のチャンスは十分にある。リヴァプールは中心選手の復帰をきっかけに再びチーム勢いをもたらすことができるか。