メイケイエールのいとこで白毛の良血馬 ルーキー鞍上に初戦最下位からの立て直し図る
白毛一族の出身で、メイケイエールのいとことなるシュネーグロッケン(牡2、栗東・清水久詞厩舎)が、土曜京都3Rの2歳未勝利(芝1600m内回り)で初勝利を狙う。 【写真】白毛の良血シュネーグロッケンのこれまで シュネーグロッケンは父ナダル、母ハウナニ、母の父ロードカナロアの血統。母はJRAで2勝。祖母のユキチャンは08年の関東オークスで白毛馬による重賞初制覇を果たしたアイドルホースだ。さらに叔父のアマンテビアンコは今年の羽田盃の覇者で、いとこのメイケイエールは22年の京王杯スプリングCなど重賞6勝の活躍馬。近親にはソダシやママコチャ、ハヤヤッコなどの活躍馬が並ぶ。 8月中京の新馬(芝1600m)では3番人気に支持されたが、勝ち馬から5秒5も離された16着に終わった。ただ、約3馬身も出遅れた上、後方から外々を押し上げる大味な競馬。馬も嫌気が差したのか、4角で逸走したので参考外でいい。今回は放牧で立て直し、鞍上も吉村誠之助騎手にチェンジ。心機一転の2戦目で、良血らしさを見せてくれることを期待したい。