西武・西口文也監督、来季の外野はサバイバル 西川愛也が一歩リードも、D2位・渡部聖弥にもチャンスあり
西武・西口文也監督(52)が27日、〝白紙〟で迎える来季の外野の定位置争いで若手の奮起を促した。 【写真】ファンフェスタで来季の開幕投手を発表しファンを沸かせた西口監督 「2軍ではそこそこでも1軍で結果を出せてない。どうやってそこの壁を突破できるか。そういう(若手)選手が出てくれば非常に面白くなる」 今季もレギュラーを固定できなかった外野争いでは、中堅の西川が104試合出場で6本塁打を放ち一歩リード。ともに22歳の長谷川、山村、大卒2年目の蛭間らは結果を残せず苦しいシーズンとなった。 来季は現役ドラフトでロッテから加入した平沢、外野への転向を表明した平沼、ベテランの岸らも加わり定位置を争う。指揮官はドラフト2位で入団した右の長距離砲、渡部(大商大)についても「チャンスは大いにある」と期待した。(石井孝尚)