次の行先は・・・「新たな自分」。 １０月１日、ＪＲ吉塚駅の電光掲示板に見慣れない文字が流れました。 ホームにはＪＲ九州自慢の観光列車が・・！ その列車内には、若者たちが座っています。そこに現れたのは「車掌」ではなく「社長」！です。 ＪＲ九州古宮洋二社長「はい、入社券です。よろしくお願いします」 ＪＲ九州の古宮社長が若者たちに手渡したのは『入社券』です。「これまでの経験」から「新しい自分」へと向かいます。 ＪＲ九州は３３人を社会人採用しました。 新たな門出を迎えた若者たちは・・田口左京さん（２９）「緊張しています」 田口さんは長崎県対馬市で消防職員として７年間の経験を積みました。 「自然災害による列車や列車施設の早期復旧や」「現場の安全管理について深く関わっていけたらなと」と決意を語ります。 前職は山口県のホテルでフロント係をしていた藤屋夢美さん（２２）は「門司港駅で駅係員として働きます。本州から来ていただけるお客様に思い出に残る気持ちの良いサービスができるように頑張りたいと思います」と話しました。 今年１２月、創立８０周年を迎える九電工では、新卒採用の１４６人が内定式に臨みました。 入社する来年春には、新しい天神のシンボル『ワンビル』に本社が移転する予定です。 営業部門に配属される予定の内定者は「しっかり先輩の方々の背中を見て自分が出来ることをやって行きたい」と話しました。 技術事務部門に配属される予定の内定者は「早起きとかこれから頑張っていきたいと思いますが、礼儀とかあいさつとか基本的なことからきちんとやっていきたい」と話しました。