孫がいくらを食べられるようになり、うちに来る度に「ばあちゃん、いくら丼食べたい」と言っています。食べに行った方がお得なのでしょうか…
いくらを選ぶ際のポイント
おいしいいくらを選ぶ際は、以下の3点のポイントをチェックしましょう。 ■産地や加工地を確認する 国内でいくらの産地として有名なのは、北海道や東北地方です。産地で作られるいくらは、原料を近場で早くかつ安く仕入れられるため、高鮮度でボリュームのある製品に加工することが可能です。いくらを選ぶ際は、北海道や青森県、岩手県、宮城県、新潟県などが産地になっているかを確認しましょう。 ■いくらの親を確認する いくらの親は、おもにサケやマスです。親が異なることで、卵にも違いが生じます。サケの卵は粒が大きめで味がよく、価値が高い傾向にあります。一方、マスの卵は、粒は小さめですが味がよく、比較的安価で手に入れやすいという特徴があります。 本格的にボリュームのあるいくらを食べたいときにはサケ、手軽にリーズナブルないくらを食べたいときにはマスが親であるかをチェックしましょう。 ■味付けの方法を確認する いくらはおもにしょうゆか塩で味付けがされます。しょうゆ漬けは卵のにおいが強かったとしても、ある程度においを抑えて味を調えられるというメリットがあります。万人受けしやすい味といえるでしょう。 一方で塩漬けは、塩のみのシンプルな味付けのため、いくら本来の味を楽しめます。卵独特のにおいを感じることもあるため、通な方向けのいくらといえるでしょう。
自宅でもおいしいいくらを楽しみましょう
自宅でいくら丼を楽しむ場合は、おおよそ1人前で1116円の費用がかかります。なか卯で販売されている天然いくら丼は並盛で890円(税込み)です。外食するほうがお得と考えられますが、大量に出回る旬の時季や、期間限定で安くなるタイムセールを狙ったり、訳あり商品を探したりすると、お得に購入できるでしょう。 また、いくらには、しょうゆ漬けと塩漬けのおもに2種類があり、味や香りに違いがあります。しょうゆ漬けは、卵のクセがしょうゆによって整えられるため、多くの人が好んで食べやすい加工方法です。塩漬けは、卵の独特なにおいが残りやすいため、通な方向きの加工方法といえます。 せっかく自宅でいくら丼を作るならば、お得に購入する方法や選び方のポイントを押さえて、おいしいいくら丼を作って楽しみましょう。 出典 総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(動向編) 表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年10月~2023年10月】(2023年10月)「1001 うるち米(単一原料米,「コシヒカリ」)」~「2183 学校給食(中学校)」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部