IMP.影山拓也が取材 浅草の人力車“女性車夫”が拡大中【IMPress.】
■体験することで発見した、細やかなおもてなしの数々
そんな人力車を、影山さんも体験。すると、細やかなおもてなしの数々が。 影山拓也さん 「温かいですね! (座席の)中にカイロを入れることによって」 大利弥里さん 「床暖房みたいに」 人力車が出発すると意外な発見が。 影山拓也さん 「全然揺れないですね。安定感がすごいです、本当に」 大利弥里さん 「気をつけているのはマンホールを踏まないようにしていて」 影山拓也さん 「それはなんでですか?」 大利弥里さん 「滑ってしまうので」 揺れを少なくするための心配りも。コースは、乗客の予算や希望時間に沿いながら決定。1日多いときで20キロを走行するという大利さんは常に新しいお店情報などをアップデート。写真撮影のテクニックも磨いているといいます。さらにリピーター獲得にもつながっているという“おもてなし”が。
■浅草の街の温かさが“観光産業のミライ”につながる
浅草でとんかつ店を営む女性 柳澤和美さん 「ミサ頑張れ」 大利弥里さん 「おかみさん?」 声をかけたのは、浅草でとんかつ店を営む柳澤和美さん。よく自分の店の前で人力車のお客に声をかけてくれるそうです。 大利弥里さん 「いつもここのお店のガイドするときに、おかみさんが声を聞いて(店から)出てきてくれて。温かい気持ちになりましたね」 浅草でとんかつ店を営む女性 柳澤和美さん 「浅草をもり立ててくれている息吹ですから。感謝を込めて“いってらっしゃい・おかえりなさい”って当たり前だよね」 大利弥里さん 「浅草の街の温かさに触れたら絶対にもう一回、帰ってきたくなる」 影山拓也さん 「温かい気持ちになりましたね」 街の人も一緒になって観光客を喜ばせる。その心が日本の『観光産業のミライ』につながるといいます。 大利弥里さん 「本当にみんなが協力して、ひとりのお客様を楽しませたいという思いで人力車を通して、SNSを通しておもてなしの心を伝えていけたらいいなと思っています」 (12月17日『Oha!4 NEWS LIVE』より)