Ett・泊・ふちがみとふなと、ぐらもくらぶ『大土蔵録音』シリーズよりアルバム発表 名古屋・得三でレコ発も
復刻CDレーベル「ぐらもくらぶ」が贈る、戦前のマイクと録音方法を再現した『大土蔵録音』シリーズの第5弾として、Ett、泊、ふちがみとふなとのメンバー計6人による『大きな蔵、小さいうた』が12月22日(日)にリリース。発売を記念して、12月18日(水)19:00より名古屋・今池「得三」でのレコ発ライヴも開催されます。 2023年5月23日と24日に“小江戸”と呼ばれた千葉県香取市佐原地区の与倉屋大土蔵へ、“ふちがみとふなと(渕上純子[vo],船戸博史[ウッドベース])”、“Ett(渓[g],西本さゆり[vo])”、“泊(ギターの武村篤彦と唄の山田参助)”の昭和歌謡をもテーマとする3デュオ、6人が集結。『大土蔵録音シリーズ』で勇名をはせた、響きの良い広大な大土蔵の中へ2日間こもり、戦前型のリボンマイク1本を前に各々が持ち寄った曲を録音しようという、初めてかつ実験的な試みが結実したのが『大きな蔵、小さいうた』です。降りしきる雨音、車の走行音、学校のチャイム、カラスや子供の声、静かで閑散な、そして巨大な大土蔵にも極まれに聴こえてくる環境音にしばしば中断をしながら格闘し、戦前の録音と同様、マイクと対話するように精魂込めながら一発で「吹き込んだ」音源たちに是非耳を傾けて頂きたいところです。 なお、6人そろって出演する、12月18日の名古屋・今池「得三」公演では、戦前型のリボンマイクを使用して可能な限り録音風景さながらのライヴをお届け。二度とない歴史的瞬間を目撃できるほか、『大きな蔵、小さいうた』の先行販売も行なわれる予定です。詳細は「得三」のホームページおよび「ぐらもくらぶ」の公式Xをご確認ください。