今シーズン一番の寒さ 雪で交通障害も 「あ、タクシー行っちゃった…」
HTB北海道ニュース
16日朝の道内は、札幌など各地で今シーズン一番の寒さとなりました。岩見沢では雪が降り続き交通障害も発生しています。 坂元カメラマン) 「むかわ町穂別を流れる鵡川です。今朝は冷え込み川の一部が凍り流される光景は流氷のようになっています」。 16日の道内は上空に真冬並みの寒気が流れ込み、日本海側を中心に厳しい寒さとなっています。16日朝のむかわ町穂別でマイナス20.5℃と道内の今シーズンの最低気温を記録しました。 むかわ町民) 「朝起きた時にダイヤモンドダストがでるとかそういう楽しみもありますよね」。 札幌もマイナス5.6℃と今シーズンの最低気温を更新しました。日中も道内各地で気温が上がらず、0℃を下回ったままの真冬日となりそうです。 岩見沢では雪による交通障害も起きています。平年の3倍近くの積雪量となっていて、16日午前2時に102センチの積雪を観測しました。道路の除排雪が追いつかず、北海道中央バスは市内を循環する4路線全てを運休しています。市内2つの高校は休校となりました。駅前にはタクシーを待つ人の姿が。 岩見沢市民) 「きょうはこの雪なのでタクシーを使います。あのタクシーも、予約か誰か乗っていてすぐ行っちゃうんじゃないかな…。行っちゃいましたね」。 中川宙大記者) 「けさまでに降り続いた雪の影響で岩見沢駅の線路周辺は雪が高く積もっています」。 雪と寒さの影響で、JR函館線や千歳線などで快速エアポートを含む41本が運休となっています。JR北海道は岩見沢駅周辺の除雪のため、16日夜は札幌から岩見沢方面への最終列車の繰り上げを決めています。 ■運休情報 16日は除雪時間を確保するためJR函館線の岩見沢行きの普通列車が札幌発午後10時51分が最終となり、通常より1時間ほど時刻が繰り上がります。 午後11時59分札幌発の函館線の普通最終列車は、江別までの運行となります。岩見沢までは行きません。ご注意ください。 最新の情報は、JRのホームページなどでご確認ください。
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