フジ山崎夕貴アナ、窮地でもさらに好感度がアップ その魅力とは?
「ヤマサキパンを泣かせるなよ!」「山崎アナ頑張れ!!!!」――フジテレビの山崎夕貴アナウンサーに応援の声が集まっている。交際が報じられてまもないお笑い芸人・おばたのお兄さん(以下、おばた)の浮気が、発売中の写真週刊誌「フライデー」(講談社)にスクープされたのだが、山崎アナはレギュラー番組で「今後の姿勢を見守るということで」と動じることなく気丈な対応。飾らない人柄でもともと好感度の高い山崎アナだが、この窮地でさらに好感度がアップ。その魅力はどこからくるのか?
女子アナといえど、庶民的で男子学生のような生活っぷりが好感?
山崎アナとおばたの交際は、今月8日発売の週刊誌『女性セブン』(小学館)が報じた。おばたは俳優・小栗旬のモノマネで人気上昇中の若手だが、芸人としてはまだこれから。年収1500万円前後ともいわれる山崎アナとの交際は格差恋愛といえるが、収入などの条件面に左右されない純愛ぶりが好感を持って受けとめられた。それだけに、今回のおばたの浮気報道には当事者はもちろん、ファンもショックを受けた。 実は昨年、山崎アナを取材する機会があった。その場に姿を現した山崎アナは、自ら低姿勢で近寄ってくると、笑顔であいさつしながら名刺を差し出してきた。トップクラスの人気アナだが、あくまでテレビ局の社員として普通に名刺交換。そしてその後も一切気取ることなく、終始気さくな応対ぶりには恐れ入った。庶民的な性格が感じとれた。 女性アナウンサーと聞くと、都内の有名大学のミスコン出身者や帰国子女を思い浮かべる人も少なくないだろう。もちろんそれが悪いというわけではないが、山崎アナの場合は地元岡山の国立大学卒で、2010年にフジテレビに就職するまで上京したこともなかったという地味さが際立つ。地元では親善大使「倉敷小町」の活動をしていたが、もともとは人前に出ることが好きだったわけではなく、母親の「学生生活、何か残しなさい。地域に貢献することをしてみたら?」との勧めからだった。 それを機に地元の放送局と仕事をする機会に恵まれ、アナウンサーにあこがれを抱く。まさか自分がなれるとは思わなかったそうだが、これまた母親の「社会勉強のつもりでテレビ局の試験を受けてみれば」との勧めで受け、合格。どうせ受からないと思っていたそうだが、その開き直りがプラスに作用し、面接官を前にまったく緊張しなかったのが面接試験クリアにつながったそうだ。 そんな庶民派の山崎アナらしく、アナウンサーになってからも気取りのない性格に変化はなかった。2015年8月に放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」では自宅の様子を公開しているが、まるで男子学生のようなシンプルな部屋と私生活の様子が好反響を呼んだ。ともすると近寄りがたいイメージを持たれがちな女性アナウンサーだが、山崎アナは親しまれやすいキャラクター。それも作ったものではなく天然だけに、魅力を感じてファンになる人も多いようだ。