今週だけで3度目零敗にヤクルト・高津監督が喝!「消極的」「大事にいきすぎている」「スイングを仕掛けていっていい」
「中日1-0ヤクルト」(25日、バンテリンドーム) 今季6度目の完封負けに、試合後の高津監督は消極的な打線に苦言を呈した。 【写真】最後は村上が空振り三振 今週3度目のシャットアウト負け 先発・ヤフーレは「失投」を捉えられ、先制を許すソロ本塁打を浴びたが、その後は本来の投球でもある粘投。1点差を追う展開が続いたが、最後までその差は埋まらなかった。 試合後の高津監督は「1-0だからね。何とか追いついてって思ったんだけれども、ちょっと打つ方は消極的だったかな。ストライク見逃して、いいピッチャーがいいところに投げたら、なかなか手は出ないんだろうけども、ストライク見逃して、ボールドスイングして、空振りしてっていう、打たされてっていうシーンがよく目立った」と振り返った。 また今季6度目の完封負けだが、先週の18日からこの1週間に限っていえば3度目の零封負け。指揮官も「先週あたりからちょっと多いね。なかなか点に結びつかないシーンが多い」とガックリ。「消極的なのはミスを恐れてか」と問われると、「あるでしょうね。大事にいきすぎてる」と指摘。 投手出身の監督だからこそ、「バッターがそれ(ファーストストライク)を見逃してしまうと、有利不利がガラッと入れ替わってしまう大切な1球だと思う。甘い球は積極的にキチキチまで振りに行けとは言わないけど、もうちょっとスイングを仕掛けていっていいんじゃないかなと思います」と積極性を求めた。