「指定薬物」マッチングアプリなどで購入し密輸入、大分県別府市の留学生を容疑で逮捕
指定薬物を密輸入したなどとして、大分県警は9日、同県別府市のインドネシア国籍の大学生の容疑者(21)を医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕するなどして、捜査を終結したと発表した。 【グラフ】大麻を巡って摘発される若者が増えている
県警によると、容疑者は10月27日、亜硝酸イソプロピルなどの指定薬物を含む液体入り小瓶4本(計約45グラム)をフランスから輸入したとして、11月20日、同法違反容疑で逮捕された。
その後の捜査で、同様の小瓶3本(計約22グラム)を10月30日にスロバキアから輸入した疑いと、11月20日に自宅で同様の小瓶1本(約3グラム)を所持した疑いも浮上し、県警が12月5日に大分地検に同法違反容疑で追送検した。
容疑者は2022年4月に留学生として来日。マッチングアプリなどを通じて購入したといい、「自分で使用するためだった」と容疑を認めているという。
門司税関福岡外郵出張所による国際郵便の検査で発覚し、同税関と県警が共同で捜査していた。