米海兵隊による性的暴行事件 玉城知事「断じて許すことができない」米政府に直接抗議へ
沖縄テレビ
アメリカ海兵隊員の男が女性に性的暴行を加えけがをさせたとして、5日書類送検された事件について玉城知事は「重大かつ悪質で断じて許すことが出来ない」と憤りを露わにし、アメリカ政府に直接抗議する考えを示しました。 事件は、2024年6月、本島北部でアメリカ海兵隊の20代の男が女性に暴行し、怪我をさせたとして警察が5日不同意性交等致傷の容疑で書類送検したものです。 玉城知事: 「このような非情な、非人間的で卑劣な犯罪が女性の人権や尊厳をないがしろにする重大かつ悪質なものであり、断じて許すことが出来ず強い憤りを禁じえません」 県内ではアメリカ兵による性犯罪が相次いでいましたが、いずれの事件も県に情報が伝えられておらず問題となっていて、県警が2024年7月に通報体制を見直してから初めてのケースとなり県には5日、県警から情報の提供がありました。 事件が頻発する状況に玉城知事は、「アメリカ軍の規律が著しく乱れている」と批判し、8日からの訪米では、国務省や国防総省に事件の再発防止を強く求めていくとしています。
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