ムドリクは負傷したコマンの代役候補だった? バイエルンが今冬にムドリクのレンタルを検討していた
実現すればバイエルンにとっては興味深い移籍だったが
サイドアタッカーに怪我人が出ているバイエルンは今冬、代役としてムドリク獲得を検討していたようだ。 英メディア『The Athletic』のラファエル・ホーニグシュタイン記者によると、バイエルン・ミュンヘンは今冬、チェルシーのミハイロ・ムドリクのレンタルでの獲得を検討していたようだ。 セルジュ・ニャブリが離脱し、キングスレイ・コマンが先週末に左ひざ内側側副じん帯を断裂したため、サイドアタッカーの補強が急務であったバイエルンは、代役としてチェルシーのムドリクをオプションの一つとして検討したという。 ムドリクのレンタルはバイエルンにとって興味深い移籍かと思われたが、最終的にバイエルンは、来夏の加入が決定していたグラナダのブライアン・サラゴサを前倒しで加入させることが最適という決断に至り、オファーを出さなかった。 そんなムドリクは現在23歳のウクライナ代表の10番であり、2023年1月にシャフタール・ドネツクからチェルシーに6300万ポンド+アドオン2600万ポンド(約113億円+約47億円)という移籍金で完全移籍。今シーズンは全コンペティションを通じて24試合に出場しており、4ゴール2アシストを記録している。 そのポテンシャルは疑いようがないムドリク。チェルシーでは波に乗り切れていないが、覚醒の日はそう遠くないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部