トヨタ、超小型EV「C+pod」 2024年夏で生産終了
トヨタ自動車は、2人乗り小型電気自動車（EV）「C+pod（シーポッド）」の生産を今夏に終了する。15日までに公式ホームページで公表した。2020年12月に法人や自治体向けに発売し、翌年には個人向けにも販売を始めた。主に近距離移動のカーシェア向けなどの活用が目立ったが、累計販売は2千台程度にとどまった。 C+podの詳細写真を見る シーポッドは、国土交通省が創設した超小型モビリティ（型式指定車）の区分に合致する小型EVで、軽自動車よりもコンパクトで取り回しが良いことなどが特徴だ。最高時速は60㌔㍍で、満充電時の航続距離は150㌔㍍。価格は166万5千円から。元町工場（愛知県豊田市）で生産していた。
